必要書類はどこで手に入れられるのか
必要書類はどこで手に入れられるのか
相続手続きの必要書類集めはできるだけ少ない手間で完了させたいものですが、そのためにはまず各書類がどこで入手できるのかを知ることが重要です。
まず、相続に伴う手続きで必ず提出することになる戸籍関係書類は、すべて市区町村役場で申請をすれば手に入れることができます。役場には必ず申請書が備え置かれているので、必要事項を記入した上で窓口に提出すれば証明書が交付されます。自治体によっては、申請書の様式を公式サイトからダウンロードできるようになっている場合があります。提出時には本人確認書類の提示を求められるので、窓口で手続きをする場合は運転免許証やパスポート、個人番号カードなどを持参することを、郵送で申請する場合はコピーしたものの同封を忘れないようにしましょう。役場ではこの他にも、印鑑登録証明書や住民票、固定資産税評価証明書なども取得可能です。
一方、故人が不動産を所有していた場合、手続きで不動産の登記事項証明書が必要になったときは法務局に申請書を提出すれば入手できます。
遺産相続に関する悩みは司法書士に相談
相続手続きをする必要があるけれど、やることが色々あって何から手を付ければいいか分からないということはありませんか。特に遺産相続をする場合、不動産の名義変更や預貯金に関するものには様々な手続きが必要です。しかも中には素人の手には負えないような煩雑なものが多く、特に遺産分割協議書などは専門知識がないと作製することはかなり難しいでしょう。
そんな相続についての悩みは司法書士に一任すれば、遺産整理(遺産継承)業務のすべてを代わりに行ってもらうことができます。通常であれば相続人が個別に各機関に対して手続きを行う必要がありますが、戸籍関係の書類の取得や故人との関係を示す説明図を作製するのは大変な労力と知識、作業時間を伴います。その点専門家ならあらゆる事柄に必要な複雑な手続きも、スムーズに進めてもらえるのが大きなメリットと言えます。場合によっては税金の支払いなども発生しますが、相談すれば税理士の紹介も受けられるので安心です。遺産整理に関するあらゆる悩みや疑問は、司法書士に相談することをおすすめします。